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デュッセルドルフにあるけど，デュッセルドルフの市街地図（Stadtplan）には載っていないほど校外にあるお城。デュッセルドルフの南の端にあります。
このお城は私にとってドイツに来て初めて訪れたお城。
ここを訪れたきっかけは，ダンナの同僚が
「ベンラート城，行ったことあるか？まだなら1辺行ってみると良いよ。お城の価値観が変わるから。」
「どうしてですか？」
「日本人が考えるお城のイメージってあるじゃん。それを見事に打ち崩してくれるよ。だって，あそこのお城ってピンクのお城なんだよ。白くないからさ。お城って白いって言うイメージがあったけど，それが見事に崩れたんだよ。」
といわれて，さっそくそのピンクのお城とやらに行ってみることにした。
もうずいぶん前のことだから，いつ行ったのかも覚えていない。当時はドイツのことも，城のことも，な〜んにも知らなかった。
今思えば，それほど珍しいことでもないのだが，その時はすべてが真新しく見えた。
旅行ガイドブックでは小さな扱い。地図はない。デュッセルドルフの地図にも載っていない。
でもまあデュッセルドルフに“ベンラート地区”というのがあったから，多分そこに在るに違いないと思って行ってみた。ベンラート城へ行く看板もあったから難なくたどり着くことが出来た。
行ってみて感じたことは，
完全に市民の憩いの公園になっとるっ！！
池にはカモがたくさん飼われていて，鯉も泳いでいたようだが汚い。
庭園はやたら細長い。
中に入れるようだが，城とは関係の無い博物館のようだったので入るのをやめ，庭園をぶらぶら歩くことにした。
やっぱり市民の憩いの公園。芝生の庭園の隣にはちょっとした森みたいなところが在り，
小川が流れていて，そこを歩くのが強いて言えば気持ち良かったかな。
まあそれ以外は，特に見るべき物もなさそうだったので，アイス屋でアイスを食べてから，とっとと帰りました。
この時は城が博物館になっていることなんて全く知らなかったので見学していません。
今はホテルとしても営業中のようですが，この時はまだホテルに改装中だったらしい。
城はたいしたことないけど，庭園が気持ち良いですよ。
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