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バート・ホンブルク(Bad Homburg v. d.
フランクフルト(Frankfurt a. M.)からS5番線に乗りバート・ホンブルクで下車。5番のザールブルク(Saalburg)行きのバスに乗り終点で下車。このバス,土日は1時間に1本以上ありますが,平日は2時間に2本,1日計5本しかありませんので,帰りのバスの時間には要注意。
隣にはヘッセンパーク(Hessenpark)がありますので,ちょっとしたハイキングコースにはもってこいです。
建物自体は,1907年にカイザー・ヴィルヘルム2世(Kaiser Wilhelm II)によって復元されたものらしいです。
13−März-00
以前ここを見に来た人から,
「こんなとこ,ローマ人にとってはものすごく寒かったと思うよ。」
という感想だけを聞いていた。
城の歴史を考える上で,古代ローマ軍の砦と言うのも重要なので,行ってみたいとは思っていた。
バス停から門までたぶん100mぐらいしかなかったと思うけど,その間にはまず小さな地下室(Keller)跡が並ぶ。地下室は地下室と思えるほど深くなくて,ちょっと地面を掘ったっていう感じ。
少し進んで門に近いところには浴場(Bad)。浴場には水を入れてたのかなあ,それともお湯だったのかなあ。お湯だったらすぐ冷めそう。
中に入ってすぐ左側の建物は,当時の日用生活品が展示されていた。
草履とサンダル,装飾品,壷,鍋。靴がスカスカなんで,しもやけになりそう。
当時の不規則な円の硬貨と並んで,現在のドイツのマルクとペニヒの硬貨が並んでる。
復元された当時のスコップとランスも面白い。金属が貴重品だったせいか,先の方だけしかついてなくて,あとは木製。その下に発掘されたランスの先やスコップの先が山積みになっている。
こういうのは特に珍しくも無いドイツ人はさっさと進むのに対し,こういう歴史の無いアメリカ人がその10倍ぐらいも時間を掛けて見て廻るのが面白い。
ローマ軍の兜の前で,何で5分も議論できるのかなあ。ランスの前でもそうだったけど。
次の建物には展示品は特に無かったけど,ザールブルクの歴史が紹介されていた。
タウヌス(Taunus)山地のどこを国境城壁(Limes)が走っていて,それがザールブルクと共にどのように発展していったかが。。。
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