ファザネリー城(Schloss Fasanerie)
18世紀中旬にフルダ領主司教(この頃、修道院長から司教に格上げ)の夏の離宮として作られたバロックのお城。ファザネリーはキジを飼育する館という意味ですが、狩りとか楽しんでいたのでしょう。その後、教会財産が国家に没収されるようになり、この夏の別荘もヘッセン選定侯やヘッセン方伯と所有者が変わります。内乱や大戦のため、内部が破壊されたので、現在のインテリアは、バロックというより、新古典様式・ネオクラシック。選定侯や方伯、貴族関係のインテリアやコレクション中心です。
2001.10 by 猫の手
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