マルチン・ルター(Martin Luther)

 1483年,坑夫のの息子としてアイスレーベン(Eisleben)に生まれる。
 1500年,彼はここの学校に通う。

 エアフルト(Erfurt)で修士の学位を取得した後,1505年,修道士となる。そこの修道院でアウグスティヌス隠修修道会(Augustiner-Eremiten)に登録される。

 2年後司祭となる。1511年ヴィッテンベルク(Wittenberg)の聖書の教授職(Bibelprofessur)を得,翌年神学の博士号を取得する。

 1517年10月31日,宗教改革の出発点ともなる,免罪符反対の95の命題を公表する。
 ルターの新しい命題とは,神の裁きにすがるのではなく,より深いキリスト教信仰によって父なる神の愛と慈悲にすがるものである,魂の救いとは心の底からするものであって,免罪符を買って手に入れるものではない,というものであった。

 1521年,ヴォルムス帝国議会(Wormser Reichstag)で論文の撤回を求められるが拒否。破門され,帝国追放される。

 フリードリッヒ選定候(Kurfürst Friedrich)に保護されることになる。1521年5月4日から1522年3月1日までヴァルトブルクに匿われる。彼はここで13の論文を書き,新約聖書をドイツ語に翻訳した。

 1534年,ルター約聖書全巻が発表される。
 1546年,アイスレーベンで死す。

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