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マイン川(Main)の下流,タウヌス山地(Taunus)の南嶺に位置する山城。
フランクフルト(Frankfurt am Main)からS4番の電車に乗り,終点のクロンベルク(Kronberg)で下車。次に917番のバスに乗り,1駅先のBerliner Platzで降ります。バスを降りたら旧市街(Altstadt)に向かって歩きます。すぐに“Burg Kronberg”の小さな看板が見つかると思います。看板にしたがって石畳の道を進めば,城に辿り着けます。
この城はシュタウフェン朝時代(13世紀)に建てられた三角形をしたブルクなオーバーブルク(Oberburg),火気の発達に伴い分厚い壁が防御の役割を果たさなくなった16世紀に建てられたシュロスなミッテルブルク(Mittelburg),そして近世になって建てられたウンターブルク(Unterburg)の3つの部分から成り立っています。
08-Apl-01(イースター1週間前)
待ちに待った4月。天気も良いことだし,今年の城廻初めは隣町のクロンベルクから始めることにした。去年の10月に一度ここへ来たのだが,ここは土日のみの開館だったために,平日に来てしまった私はそのまま引き返したのであった。
日曜日なのに,なぜか人通りが多い。天気も良いし,どうせ日曜日は暇だからみんな散歩に来ているのかな。城にもかなりの人が来ていました。
いつも通りパンフレット等を物色してから入場券を購入。
お客さんと店に立っている人の会話をそれとなく聞いていたら,お年寄りがボランティアで店番をやっているらしいことが分かった。シルバーボランティアって,一般的なのか?
城の中に入ると,日向ぼっこをしている人あり,球投げして遊んでいる子供あり。
天気の良い暇なほのぼのとした日曜の風景が城の中にも見られた。のどか〜。
ミッテルブルクの方に向かい建物の中に入ると,イースター前ゆえにイースター卵が売られていた。使用する卵はもちろん本物の卵。それにいろいろな趣向を凝らした芸術品な卵がいっぱいガラスケースの中に展示されている。そして部屋の隅のほうにはそれらを作成した芸術家?達が店を構えて作品を販売している。
茶色い鶏の卵を彫って,一部はくり貫いた作品。アクリル絵の具で絵を描いたもの,etc.見ているだけで楽しいのがいっぱい。
本物の卵の殻を使っているだけに,持ち帰る途中で壊れたりしないか,引越しの過程で壊れたりしないか,部屋に飾っておいても落として壊したりしないか,ずいぶんと悩んだけど,思い切って買っちゃいました。
意外と高かった。まあ,工賃かかってるしな。割れたらちょ〜ショックでかいかも。
ツアー開始時間までまだかなり時間が余ってたので,塔に登ってみることにした。
やや広めの螺旋階段で上ります。今でこそ広めの螺旋階段がついているけど,昔はこんなのなんてなくて,床がちゃんとあって,ここで騎士が生活していただろうなと考えると,
狭っ!!暗っ!!寒っ!!きぃ〜狂いそう!!
最上階の天井は土壁になっていて,一部立ち入り禁止。壁の厚さが結構邪魔で,眺めはあまり良くなかった。
(単に自分の背が足りんということもあるけど...
オーバーブルクからミッテルブルクの建物を見ると,上層階の窓に青いビニールシートと手袋。
( ̄▽ ̄;)これはひょっとして修繕中?
ツアー開始時間までまだちょっとあったから,別の方角から城を眺めてみる。
展望台のところの案内看板の文字が,風化してはがれちゃっていて,
読めんぞ,コラーーーッ!!直しとかんか,ワレーーーッ!!
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