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ヴァイカースハイム城(Schloss Weikersheim)
画像をクリックすると,大きくなるよん
お城の写真だよん
霧が出ていました。
11時ちょい過ぎたところで(日本と違って,時間ちょうどに始まることなんて無い!!),ツアーが始まった。中はフラッシュをたかなければ撮影可。
平階段を上っていった3階からツアーが開始。
ここの平階段は広くて角度が緩やかで上りやすい。
ベビーカーをひいていた人もいたけど,男の人2人が持ち上げてえっこらえっこら登ってきました。そのぐらい緩くて広い登りやすい階段。
これがブルクの狭い右回り螺旋階段だったら,こんな事は出来ないでしょう。
最初に18世紀初頭にアパート形式(同じような部屋が並んでいて,廊下がある。)に改築された建物を案内された。
部屋の一つ一つは調和が取れているのだが,全体としてみると...,なんかバラバラ。
ある部屋はオリエンタル風,ある部屋は真っ赤,またある部屋は...,といった感じだから。
そこでの説明はひたすら,
「どこの何某の誰某で...,その婦人のどこの誰某の...。」
聞いてて面白くないッスーーーーーッ!!
だから何!?!当時の生活の様子なら面白いけど,ただ単に人物名を並べるだけは勘弁してくれーーーーっ!!
アパートを出て,反対側の建物へ。。。
こちらは昔乍らの,廊下の無い城。
Gleichenzimmer(同じ部屋?上手く訳せん。)の天井はすばらしかった。
17世紀末頃に作られたものらしい。モチーフはローマの兵士。レリーフのようだけど,レリーフというには飛び出しすぎてる。
この部屋にトイレ(Kloset)が隠し部屋みたいになってあったかな?
兵士の間(Treppenraum)には陶器製の暖炉。
「女の子は昔,14歳で大人になった。」
という説明。
この部屋から見える部屋は現在でも使われていて,音楽の練習に使われているとのこと。たしかにこの日も,音楽が聞こえてきていました。
教会(Kirche)は今年内装工事をしたらしい。
騎士の間(Rittersaal)はすごかったですよ。
壁の動物が飛び出してくるような感じになっているの。熊が飛び出しているところなんか,わざわざ壁が掘ってある。
ヨーロッパに生息していない動物は作るのが難しくて,かなりの部分がオリジナル。
天井の絵を見ると所々動物の絵が変。獅子の顔なんかぜんぜんなってない。象の顔も変。
天井から大きなシャンデリアがぶら下がっていて,200kg以上あるって言ってたかな。
この部屋の暖炉の細工はなかなか面白かった。暖炉は三層構造になっているらしい。
庭以上にこっちの方が面白い。
これで内部の見学は終わり。
螺旋階段は左螺旋で平階段同様に緩くて広かった。
- 開館時間
- 4月〜10月は9:00〜18:00。
11月〜3月は10:00〜12:00,13:30〜16:30。
見学はガイドツアーのみ