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マールブルク城(Schloss Marburg)

画像をクリックすると,大きくなるよん
お城の写真だよん

マールブルク城だよ〜 マールブルク城だよ〜 マールブルク城だよ〜 マールブルク城だよ〜

 現在大学付属博物館として使用されているためかどうかは分からないが,内装がきれい過ぎる。
 大広間といい,礼拝堂といい。歴史を感じさせるボロっちさが全然無いっ!!
 それはそれで良いんだけど,生活感も感じない所が,私には残念だ。

 マールブルクの城とチューリンゲン+ヘッセンの歴史を紹介した部屋。
 その部屋には所々床がガラス張りになっており,そこから昔の城の壁が観察できる。
 後の時代の城の増築,改築のために埋もれてしまった,昔の時代のベルクフリートと壁の一部を上から眺められるようになっています。

 部屋の中には年代別城の模型と説明パネル,チューリンゲンの郷土史パネル,発掘の様子を示したパネル。
 城の模型を見ると,時代とともに城がどう変遷していったのかがよくわかります。

 四角柱の塔と環状壁のみの典型的なシュタウフェン朝時代のブルク。
 (次のページの左の写真はそれ以前の時代,ベルクフリートだけの最も初期の形。右は19世紀。)
 次に環状城壁が出来,次第に建物が増え,機能が拡張され,シュロス化していっているのが分かります。
 ここには現在の城の模型はなくて,現在のものは博物館の入り口,荷物預かり所のところにでっかいのがありました。

 その後ほかの建物に移って,最上階から順番に見ていくことにした。
 一番上の階(5階)は近世の家具類が置いてあったかな。ベッドや椅子。当時の衣類を着たマネキン。

 次の階(4階)は陶器類だったか。(ちょっと記憶怪しい。)
 各階に係員がいて見物人を見張っているのだが,ここの係員は暇なのか親切なのか,やたら質問してきたぞ。

 「学生さん?一人で来たの?仕事はしていないの?韓国人?」

 ドイツ語はしゃべり慣れていないせいか,いちいち答えていくのに疲れた。(-_-;)
 なかなか愉快な係員だったから良いんだけどね,黒人さんです。(^-^)
 でもお願いだから,しゃべりかけないでお客にのんびり観察させろや〜!!そんなに不安か!?!

 「日本から来たよ。」

と答えたら,

 「確か日本から送られたものがあるよ。」

と言って勝手に案内してくれました。日本の農婦の像がありました。これは明治時代の農婦か?

 その下の階(3階)は武器。銃器や槍やサーベル類。この辺は別に珍しくない。
 始めてみたのは,紋章入りの…,なんだ?←用途が分からんだけです。
 盾の形をしていて紋章が入っている。かなり色あせている。旗にしては布が絨毯みたいに厚いし。

 更に下の階(2階)はキリスト教関係。マリア像とかキリスト像。

 ヘッセン州の最後は先史時代。発掘された土器類。
 それらの発掘分布域が面白かった。ローマとケルトとゲルマンと。


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